現在、13の都府県で開催されているアマチュアビリヤードリーグ JPAの公式ブログです。
大会での様子やニュース、ラスベガス遠征記などを中心に綴ります。

金曜日, 6月 11, 2010

Kanto Area Team Championship 2010 回顧録~BAGUS六本木~

6月6日(日) 「六本木経由、ラスベガス行き」

ここに辿り着くまで、どれほど長く険しい道のりだったでしょう。チームメイトと共に幾度も勝利を重ね、遂にやって来た六本木BAGUS。空調の効いた高級感溢れる店内に自然と背筋が伸びます。

集まったのはベスト8に残った精鋭チーム。
30分間の練習を終え、どのチームも溢れる闘志を隠し切れない表情で試合開始を待ちます。

定刻通り試合開始。どこが勝ってもおかしくない混沌とした状況のままラスベガスまでの序章が始まりました。




COOL BREAK Z W-L CP ONE★SHOT

第1試合、COOL BREAK ZのOhiさん(SL3)が先陣を切り15-5と快勝。続く第2試合は相手選手の丁寧なセーフティにしつこく食らいつき、12-8でCOOL BREAK ZのToyamaさん(SL6)が勝利しCP ONE★SHOTを追い込みます。
第3、4試合でもCOOL BREAK Zの勢いは止まる事なく軽々と4連取を果たし、準決勝へと進出です。


5位タイ:CP ONE★SHOT(東新宿・コーナーポケット所属)


東京ビリヤード部 W-L パートタイマーズ

第1試合、東京ビリヤード部のKannoさん(SL3)が20-0を叩き出す波乱のスタート。この波に乗り切って行きたい所でしたが、第2試合15-5、第3試合17-3とパートタイマーズが反撃。勝負は振り出しに戻ります。ここはなんとしてでも落としたくない第4試合、東京ビリヤード部のLeeさん(SL6)が16-4と流れを戻す勝利を収め、パートタイマーズやや劣勢の状況で運命の第5試合へ。
あと7ポイントが必要な東京ビリヤード部はWashikitaさん(SL7)を選出。膝が震えてもおかしくないようなプレッシャーのかかる場面にもかかわらず、冷静沈着なプレイで相手選手を翻弄し湧き上がる歓声の中、準決勝進出を決めました。


5位タイ:パートタイマーズ(船橋・デキシークラブ)


クレセントソリッド W-L サム来-浪人

第1試合、クレセントソリッドのSatoさん(SL4)が同スキル相手の激闘を制し12-8、第2試合ではサム来-浪人のToyonagaさん(SL2)が同スキル相手に16-4と快勝。
続く第3、4試合で12-8、12-8と勝利したクレセントソリッド。気がつけば40-40のイーブンで運命の第5試合へもつれこみます。
クレセントソリッドはOjimaさん(SL8)を選出。サム来-浪人からはHirotaさん(SL9)を選出。
伸び盛りの早大生プレイヤーVS百戦錬磨のベテランプレイヤーの対決となりました。
試合は終始取って取られてのシーソーゲームでチームメイトの応援にも熱が入ります。
両選手共プレッシャーは極限状態、スコアラーでさえ手が震えているような中、Ojimaさんが静かにゲームボールを沈めクレセントソリッド奇跡的に準決勝進出です。


5位タイ:サム来-浪人(新宿・風林ビリヤード)


Peter Pan W-L 爆酒会

第1試合からOkawaさん(SL9)を出し、先攻逃げ切りを狙うPeter Pan、戦略通り16-4と第1試合からスタートは好調です。続く第2試合も18-2でこのまま行くかと思いきや、第3試合で爆酒会のHattaさん(SL2)が17-3と大勝し一瞬流れが変わりましたが、やはりPeter Panは強かった!嫌なムードを打ち消して第4試合16-4と加点し、第5試合を待たずして爆酒会無念の敗退となりました


第5位:爆酒会(大岡山・パラダイス)

~準決勝~


COOL BREAK Z W-L 東京ビリヤード部

東京ビリヤード部は女性の多い華やかなチームでこの日も六本木BAGUSには黄色い声援が響き渡っていました。対するCOOL BREAK Zは男性ばかりのチーム。対照的な両チームの勝負の行方は...。
第1試合、COOL BREAK ZはSakumaさん(SL5)が丁寧にセーフティをからめながら14-6と大勝。
続く第2試合でもCOOL BREAK Zは12-8と勝ち、その勢いは止まりません。
第3、第4試合も手堅く加点し、COOL BREAK Zが破竹の勢いで決勝戦へと進出です。


第3位タイ:東京ビリヤード部(新宿・風林ビリヤード)


Peter Pan W-L クレセントソリッド


ラスベガスまであと2勝。「なにがなんでも勝ちたい」 どちらのチームもそう思っていたはずです。
第1試合、同スキル対決をPeter Panが制し、第2試合やはり出てきたPeter PanのOkawaさん(SL9)、対するは前回の試合で大健闘しチームを勝利に導いたOjimaさん(SL8)。
中盤まで大御所相手に粘り強いプレイで食らい付いていましたが、Okawaさんの貫禄勝ちで後がなくなったクレセントソリッド。
第3試合でも流れを掴み取る事はできず、クレセントソリッドここで終了となりました。


第3位タイ:クレセント・ソリッド(高田馬場・山水支店)


決勝戦の模様はコチラ